@article{oai:hakodate-u.repo.nii.ac.jp:00000361, author = {角田, 美知江}, issue = {2}, journal = {函館大学論究}, month = {Mar}, note = {本論文は、函館市委託事業における調査報告をもとに絞殺したものである1。  観光は、豊かな自然、風土、美しい景観や食文化、歴史遺産、産業など様々な資源 を持つ函館市の活性化を促進する最も有効な手段であり、その観光に対する対策は、 交流人口の増加や旅行消費の拡大、関連産業の振興、さらには雇用の拡大による地域 経済への効果をもたらすものと考えられる。特に、観光消費による地域経済への波及 効果は、観光関連だけではなく、農林水産業や製造業など幅広い産業に及んでおり、 このような観光分野の需要増加は、今後も成長が期待されている。  全国平均を上回るスピードで人口減少が進む北海道において、観光入込客数が堅調 に推移する状況をビジネスチャンスと捉え、「観光で稼ぐ」という意識を向上させる とともに、観光商品の開発などを進めていく必要がある。  観光庁の訪日外国人消費動向調査 によると、平成29年度時点では、訪日外国人旅 行者による日本滞在中の旅行消費額のうち、お土産等の買い物代が全体の約4割(1 兆6、398 億円)を占めて最も多い。農林水産省の推計によれば、農林水産物・食品 関係の土産品(菓子類、その他食料品・飲料・酒・たばこ)は3,456億円(対前年比 19% 増)であり、順調に拡大している。農林水産物・食品関係の土産品の1人当た り消費額をより伸張させる余地があると推測することができる。  本研究は、函館市におけるインバウンド観光客(一部道外客を含む)によるお土産 品の嗜好調査結果を前提とし、観光消費の振興を図るための土産品開発と地域活性化 について考察することとした。}, pages = {47--76}, title = {土産品開発と地域活性化についての考察 ~函館市を事例に~}, volume = {51}, year = {2020}, yomi = {ツノダ, ミチエ} }