@article{oai:hakodate-u.repo.nii.ac.jp:00000379, author = {安木, 新一郎}, issue = {2}, journal = {函館大学論究}, month = {Mar}, note = {タカラガイは縄文時代後期(3,000~4,000 年前)の北海道の貝塚から見つかっ ている。また『竹取物語』には燕の子安貝が登場する。日本では古代よりタカラ ガイは安産のお守りとされ、近代においても観光地のお土産になるなど、タカラ ガイの利用が続いている。一方、中国の殷代後期(3,100 年前)ではタカラガ イ、その中でも貝(キイロダカラ)が墓への副葬品とされたり、貨幣として用い られたりした。貝は君主や王族が臣下の功績を表すための手段とされたことか ら、貝は価値尺度機能を持ち、その後、貝貨として商取引に借用されたのだと考 えられる。殷王朝が滅ぶと徐々に貝の文化は失われていった。}, pages = {43--52}, title = {殷代の貝貨と縄文時代のタカラガイ加工品}, volume = {52}, year = {2021}, yomi = {ヤスキ, シンイチロウ} }